2023/08/14

ビットバレーから25年、いまもその鼓動は響いている

みなさん、こんばんわ。

すっかり日本は夏ですが、前回のエントリが4月だったことにちょっとした衝撃を受けた丸山です。いかがお過ごしですか。

いや、なんかすっかりブログのことが頭のなかからこぼれおちていたのですが、最近やっと思いだしてなんか書かないとなーって思った次第です。

最近も界隈ではいろいろな話題が目白押しですが、どうやら港区のほうにベンチャーキャピタルが集積する拠点が作られるとか。独立系VCやCVCを中心に70社くらいが集結するというプレスリリースをチラ見した次第です。なんとなく10年くらい前に、木下さんと日本のサンドヒルロードで盛り上がった記憶があったのでブログを探してみたけど、どうやらそのドメインはもう違う人がもっているらしくて404になっていて、そのドメインは 

”当サイトはアダルト内容含むため、18歳未満の閲覧は禁止致します。”

という記載があったのでご注意くださいませ

さて、そんな流れのなかではありますが、なんとなく日本のVCというと古くは東京駅周辺(鉄鋼ビル)界隈や半蔵門・麹町界隈というイメージがありつつも、2010年代前半くらいまではなんとなく渋谷界隈から246号線沿いみたいなイメージを勝手にもっていた次第ではありますが、そこは徐々に変わりつつあるということかもしれません。

でも、私が最近までお世話になっていたネットエイジや西川さん、小池さんをはじめとしてなんとなくこれまでかかわってきた会社や人たちが99年2月からのビットバレーのムーブメントに関係していたこともあってなんとなく渋谷区に思い入れもあるし、そのビットバレーの鼓動はいまも日本のスタートアップ界隈やVC界隈には響いているともいえるんじゃないかなと思っていたりするわけです。


ちなみにビットバレーの鼓動の表紙はこんな感じ。

Amazonはじめ各所で中古で売っているみたいですので、興味ある方は読んでみてもいいかもしれません。

あれから四半世紀が経ったのかと思うと感慨深いですが、孫さんが海外からプライベートジェットをチャーターして帰国してすぐにイベントに駆け付けたりという熱狂ぶりが報道されるくらいだったんですが、実質的には1年くらいしか活動していなかったのかと思うとなんかすごいムーブメントだったなと思うわけです。

ちょうど私は社会人になるタイミングだったのですが、この熱狂の残り香だけでも嗅げたのはいい思い出です。

シブヤ経済新聞にビットバレーに関する記事があったのですが、そこに載っていた西川さんが「週刊ネットエイジ」というメルマガに投稿したビットバレー構想の文章が秀逸だったので引用(の引用かな)しておきます。

「時は世紀末、100年に一度の大社会変革期の真っ最中。そして、その重要な主役がインターネットであることに気づいた若いベンチャー企業が東京・渋谷付近に続々と集積している。おそらくその土地の風が未来有為の若者を惹きつけるのであろう。渋・谷=Bitter Valley、そう、アメリカにSilicon Valleyがあるなら、 日本にはBitter Valley がある」

BitterがBitになってBitValleyとなるわけですが、そんな歴史があって、引き続きスタートアップが集う街であり続けている渋谷には、個人的にもとっても愛着もあるので、そこで引き続きキャピタリストとしてがんばっていこうかなと個人的には思ってます。

ということでシブヤといえば「渋谷で5時」で〆たいと思います。

また次回


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